より万全な米国大学留学準備を

NCN学生の卒業式の様子

日本人学生受入制度では、日本の高校生が無理なく取り組める入学審査方式として、すべての受入大学が共同運用する共通審査を実施しています。その延長線上として、高校1・2年生から準備を開始し、より良い状況で進学を迎えるよう作られた、準備生課程のための「準備生審査」を実施しています。高校在学中の早期より留学準備を開始するため、受験前に英会話など特別の留学対策をしなくても合格が可能です。

高校の通知表等による書類審査、英語の筆記試験と小論文(日本語)、および面接による審査で、無理なく受験できるよう配慮されています。

通常の大学留学では入学願書提出時にTOEFL(語学試験)などのスコア提出が求められますが、準備生課程ではこれらの条件は受験時点では課されません。一人ひとりの学力・進路・予算・希望地域に合った受入大学を、学生・保護者との三者面談で決定した上で準備を進め、原則高校3年生の進級時に大学合格が得られます。

希望の大学に進学できるかどうかは、高等学校の成績や英語力などが影響しますが、本制度での大学進学後と同様、毎学期成績の提出を求め、必要に応じて指導を行いますので、9割以上の学生が面談で決定した大学に進学できています。

審査の内容

準備生審査では、以下の項目について審査を行います。

1. 高等学校の成績(通知表)による審査

総合評定と進学可能な大学

アメリカの大学では、入学に必要なGPA(Grade Point Average=評定平均)の数値が大学ごとに定められています。共通審査では、受験時点までの全学年・全教科の評定よりGPAを算出し、希望大学の求める条件に(現在のところ)達しているかを確認します。基準に達していない場合は今後の目標として設定するか、進学後に転学(移籍)をめざすなど、必要な指導が行われます。

GPA (Grade Point Average)とは

GPAは、アメリカ式の4段階評価における全学年全教科の評定平均値であり、日本の高校の5段階評価から変換する場合は、全学年全教科の5段階評定平均値から「1」を引くとGPAの目安になります(正式な計算は異なります)。従って、"GPA3.0"は、高校の評定平均で約4.0となります。詳細なGPAは共通審査の際に提出していただいた成績証明書をもとに、本機構で算出します。

※通知表では10段階評価や100点法などで表記されている高校も、成績証明書では各高校の定めた基準により5段階評価に変換されます。

日本の大学生の場合は、大学の成績表に記載されているGPA、一般的な計算方法に基づく計算、もしくは外部機関である単位互換認定機関の評価を経て変換された数値になります。

スタッフより

高校の成績は、選べる大学を左右する、審査の最重要項目です。高校3年進級の際、成績が大きく上がった時には、もう一度大学選びをできるチャンスもあります。なお、高1でまだ成績の出ていない場合は、最初の通知表を受け取った後に受験をしてください。

2. 英語プレイスメントテスト

合格後、国内/米国大学での語学研修を実施するにあたり、現状での英語力を確認するためのテストです。通常審査(日本事務局/大阪支局に来場しての受験)の場合は、Listening / Readingのペーパーテストオンライン審査(Zoom上で面談実施)の場合は、TOEIC-IP®︎テスト(パソコンで受験するオンラインテスト)を利用します。

なお、1年以内に受験したTOEFL®︎ (iBTのみ)/ TOEIC®︎ / IELTS®︎の公式スコアをお持ちの場合は、スコア提出により受験が免除されます。

スタッフより

このプログラムでは、出願時にはTOEFL等のスコア提出は義務ではなく、合格後に入学に必要なスコアをめざす仕組みです。プログラム開始後、日米で語学研修を実施しますので、この段階ではあくまで今の英語力を確認するのが目的となります。英語の準備はこれからという皆さんも安心して受験してください。すでに入学に必要なスコアをお持ちなど、英語力が高いと判断される場合は、語学力奨学金(国内語学研修費用免除)の特典もあります!

3. 小論文

日本語でテーマに沿った作文を作成していただきます。通常審査は当日テーマを伝達の上で800字以内、オンライン審査では事前にテーマを伝達し、1200字で作成の上、願書類とともに送付していただきます。

スタッフより

小論文は大学入試のような論理試験ではなく、皆さんの留学に対する思いを確認するためのものです。自分の言葉であなたの考えを書いてください!

4. 面接による審査

願書類にこれまでの学校生活・学習状況、希望大学や専攻等を記入して提出していただきます。算出したGPA(評定平均)や英語テストの結果もふまえて、保護者の方も交えて三者面談を実施し、大学選びを行なっていきます。

この段階ではあくまで本制度学生としての審査であり、大学の合格は3年進級後となりますが、学習意欲や状況により不合格とされた際は、面接の際の指導により、一定期間、学習を行なった上で再挑戦できる再審査制度(無料)があります。

スタッフより

面接は落とすためではなく、なるべく留学が実現できるように実施するものですから、怖がらずに何でも相談してください。今後の学習についてのアドバイスや、保護者の方のご質問にもお答えいたします。

5. 大学選びについて

大学の選択は、上記の学力英語力の確認に加えて、専攻分野や職業の希望、地域の希望、ご予算等も総合し、各種資料をご覧いただきながら本機構の代表者やベテランスタッフとともに三者面談の中で最適の大学を選んでいきます。ご希望の大学以外に、本機構からも適切と思われる大学をご提案し、大学を決定していきます。

スタッフより

この段階では、まずはやりたいことが大学でどう実現できるか、高校での勉強がどのように大学での学習につながるか理解して、高校の勉強を意味のあるものにしましょう。

6. 準備生の合格手続き

面接において希望の大学や専攻が決まり(専攻未定でも可)、特に問題がなければ、数日内に本制度準備生としての合格が確定します。また、この段階でNCN特別奨学金の支給見通しの有無もお話をします。

面接後、本機構への手続きを経て、最終的な合格が確定します。この段階で他の進路の比較検討や費用の検討を行なったり、合格を辞退しても問題ございません。

その後、高校3年生進級時に成績が向上した場合や、希望専攻や大学が変更になった場合は、もう一度面談を行い、大学を再選択できます。特に再選択の希望が無い場合は、成績証明の提出など、書類の手続きのみでアメリカの大学への合格が決定します。

スタッフより

準備生課程は、高1高2の段階で受験から解放され、しっかりアメリカの大学への進学準備ができる仕組みです。たとえば自分の高校がアメリカの大学の付属高校に変わるような、画期的なシステムなのです!

共通審査のお申し込み

共通審査受験には
進学説明会へのご参加が必要です

共通審査受験には、学生ご本人及び保護者の方の進学説明会(分野別含む)参加が受験条件となります。まずは進学説明会のご予約・ご参加をお願いいたします。


米国大学進学・留学説明会

東京・大阪・オンラインで実施

日本人学生受入制度の詳細は、進学説明会でご案内しています(無料・要予約)詳細資料をもとに、受験方法や留学費用も含めた制度の説明を行うとともに、現地映像や学生インタビューも交えて情報満載でアメリカの大学をより理解していただける内容となっています。

親子で進路を考える機会としてぜひご活用ください。その他詳細は以下のリンクからご確認ください。

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